新卒採用インタビュー 生産技術

電気・化学・機械の幅広い知識が求められる、生産設備の管理部署

S.K (工学部工学化学科卒 H10年入社)
★お気に入りの製品:化粧水しっとりタイプ

様々な角度から情報を集め、もっとも望ましい生産設備を実現していきます

現在私は化粧品を製造する機械を中心に工場全体の生産設備の管理等を行っています。新製品を生産する過程で「研究部門が提案した作り方」と「商品企画部門が提案した容器」に基づいて既存の生産設備で生産できるのか、できなければどのような機械が必要かを考えます。また、生産ラインの効率向上や不良率削減のための機械の導入や改良等も行います。生産現場や機械を取り扱う業者からの声など様々な情報を収集し、当社にとって最も望ましい仕様を求めそれを実現すること、それが私の仕事です。この仕事は、原料や資材が完成品になるまでの全ての過程を把握することができるので、モノ作りの全体の流れに関心がある方には適していると思います。また、化粧品の生産技術を考える上で機械や電気は必要不可欠なものなので、この分野に強い方にとってはその知識を充分に生かすチャンスがあると思います。

生産技術には生産現場の理解が欠かせません

設備導入や生産ラインの決定にあたっては生産現場全体を知る必要があるため、私の部署では配属後1年にわたり生産実習を行い、工場内の生産の職場をくまなく経験します。実習中は同期の活躍する姿を見て焦りもありましたが、今考えると基本がしっかりと固まり、全体を見通すことによって課題を発見する力を養うことができたと思います。

やりがい・充実感

「できないかもしれない」を乗り越えた熱意と感動

最もやりがいを感じたのは化粧水の生産ラインの改良です。従来は製造番号の確認を目視により行い、また、製品は最終的に6個ずつ紙箱に入れられて出荷されていました。製造番号の確認はライン作業者にとって一手間負荷がかかり、紙箱は製品が店舗に到着した段階で廃棄されゴミになる。これを解消すべく、製造番号確認のための画像検査機の導入と紙箱による6個集積からビニールフィルム巻きの3個集積へのシフトという2つの構想をたてました。当社の要望を設備業者に投げかけ、取引業者の選定をし、様々な折衝やテストを重ねました。しかし、不確定要素について取引業者はどうしても消極的になり、「できないかもしれない」という声を聞いたときは実現が暗礁に乗り上げるのではという不安がつのりました。

試行錯誤の末、製造ラインを無事稼働させました

それでも諦めずに包装する形式をあらゆる角度から検証し意見提案を重ねたところ、設備業者も私達の熱意についてきてくれ、結果として設備導入することができたのです。このときの充実感、製造現場でラインが動きトラブル無く製造される製品を見たときの感動は今でも忘れません。構想から2年間試行錯誤を繰り返し、業務効率化と省資源を実現した瞬間でした。

仕事におけるコミュニケーションの大切さ

仕事を進める上でコミュニケーションの大切さを感じます。取引先が出来ることと当社が求めているところのすり合わせを行う時に知識も必要ですが、当社の求める設備を取引先に正確に伝えるなどコミュニケーションがうまくとれているとスムーズに進みます。社内においても業務を進める上で依頼や相談しやすい環境を作るため、日々声を掛け合い様々な部署の人と意志の疎通を図っています。また、当社にはクラブ活動があり、こちらも親睦を図るうえで大いに役立っています。私は、ちふれフットサルクラブに入り他部署の人達と1つのボールを追いかけながらコミュニケーションを深めています。

将来の夢

高品質かつ適正価格の化粧品をお届けするために、高品質な化粧品を効率良く生産できる生産ラインを構築していきたいと思います。機械を取引先に頼むだけでなく、簡易な設備であれば自分で造り、カスタマイズできるようになりたいと思います。化学や機械など幅広い分野の知識が必要になりますが、その分やりがいもあります。そのためには日々勉強ですね。

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