4月20日「肌には知る権利がある記念日」
「肌には、知る権利がある。」 —先駆けとなった全成分表示の実施—
当社は、お客様への情報開示を「ちふれ」の創生時から大切にしています。
米国でジョン・F・ケネディ大統領が「消費者の4つの権利(安全である権利、知らされる権利、選択できる権利、意見を反映させる権利)」を提唱したのは1962年。
その少し後の1968年、当社は全国女性団体連絡協議会(旧全国地域婦人団体連絡協議会/全地婦連)との提携により生まれた「ちふれ化粧品」の発売と同時に、製品に含まれる「全成分・分量」の公開を行いました。それは、表示の先進国アメリカのFDA(食品医薬品局)が表示を義務化する1975年の7年前、また日本が2001年に全成分の表示を法令で義務化する33年前のことでした。
当時は食品でさえ原材料の表示が義務化されていない時代。「全成分・分量」を公開することは、日本の社会において異例であるとともに、化粧品メーカーとして非常に勇気のいる決断でした。それでも、「安くても、しっかりと成分が配合されていることを証明したい」、また、当時の日本では化粧品による皮膚トラブルが多発していたことから、「お客様が成分を見て化粧品を選択できるようにしたい」という強い思いを込めて「肌には、知る権利がある。」のスローガンを掲げ、実施に踏み切りました。
その後、1978年には「全成分・分量」「製造年月」の商品本体への表示も開始。現在では、全成分の「配合目的」も公開し、化粧品の情報公開をリードしてきました。
手頃な価格だからこそ、品質をきちんと証明したい。そして、肌に直接つける化粧品は、食べ物を選ぶときと同じように、それが何から作られているのかを知った上で選んでいただきたい。そんな変わらぬ想いをお伝えするため、 2015年7月27日、一般社団法人日本記念日協会に、4月20日を「肌には知る権利がある記念日」として登録いたしました。
全成分表示は当社の象徴的な取り組みのひとつであることから、お客様からのお問い合わせ先(ちふれ化粧品 愛用者室)の電話番号( 0120-147420 イイシナチフレ )にも使用している「ちふれ」の語呂合わせ4(ち)と20(ふれ) より、4月20日を記念日にしています。