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お知らせ

ビタミンC誘導体、アルブチンの皮膚に対するメラニンへの影響の研究成果に伴う 「フェオメラニン抑制用組成物」の特許取得のお知らせ

技術・研究開発

2021/02/24

ちふれホールディングス株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:片岡 方和)は、かねてよりビタミンC誘導体、アルブチンの皮膚に対するメラニンへの影響の研究に力を入れておりました。
その研究成果の一部を「フェオメラニン抑制用組成物」として特許出願しておりましたが、この度、特許を取得したことをご報告いたします。
なお、本研究については2017年3月26日に行われました、日本薬学会第137回年会にて成果発表をしております。

<研究内容について>
メラニンは、表皮や毛包、眼球の虹彩など生体内に広く分布しているメラノサイトで合成される高分子化合物です。メラニンの合成は、チロシナーゼによるチロシンの酸化により開始されます。
メラニンは、黒色のユーメラニンと、黄~赤褐色のフェオメラニンで構成され、フェオメラニンには、活性酸素種(ROS)の産生を亢進させることなど、細胞障害性を有する可能性があると示唆されています。
弊社は研究を進める中で、ビタミンC誘導体に、フェオメラニンの量を低減し、かつ総メラニン量(フェオメラニン量とユーメラニン量の総量)におけるフェオメラニンの量の割合を低減することを見出しました。
また、ビタミンC誘導体にアルブチンを組み合わせると、さらに上記の低減効果を発揮することも見出しました。
これにより、フェオメラニンによる細胞障害性や、人体への悪影響を低減しつつ、細胞保護効果、抗酸化効果、エイジングケア効果、肌質維持効果などを期待できると考えております。
研究内容イメージ図

弊社は本技術を活用した商品開発をはじめ、安全性、品質、顧客利益の高い化粧品の研究開発に一貫して取り組み、今後も新しい商品開発に取り組んでまいります。

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