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キメを整える作用を有する「遺伝子発現促進用組成物」に関する特許取得のお知らせ

技術・研究開発

2024/08/22


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ちふれホールディングス株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:片岡 方和)は、かねてより皮膚に対する保湿機能の研究に力を入れており、新たな研究成果として「遺伝子発現促進用組成物」を特許出願しておりましたが、この度、特許を取得したことをご報告いたします。

■本研究の背景について
ヒトの皮膚は、体内の水分を保つとともに、外部からの異物や刺激に対して身体の内部を保護する役目がある大切な器官です。皮膚の「保湿機能」や「バリア機能」は、皮膚の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みである「ターンオーバー」が乱れると、表皮の最上層である角層の状態が不安定になり、低下してしまいます。一方、細胞の代謝機能が高い時は「ターンオーバー」は乱れにくく、肌は一定の周期で元の正常な状態に回復します。しかしながら、この細胞の代謝機能は加齢と共に徐々に落ち、状態の悪化や回復の遅れを繰り返し、いずれは元の状態に戻らない『老化』につながっていきます。そこで当社は皮膚の「保湿機能」や「バリア機能」の改善に効果的な素材の組み合わせを研究してまいりました。

■研究成果について

当社は本研究で、ノニ(ヤエヤマアオキ)果汁及びチンピ(マンダリンオレンジ果皮)エキスが角層の状態を維持し、「バリア機能」に関わる大切な遺伝子であるトランスグルタミナーゼ-1の発現を促進させる組み合わせであることを見つけ、さらにヒトの試験で角層の状態の改善につながることを確認いたしました。

ヤエヤマアオキイメージ、マンダリンオレンジイメージ
この研究成果を含む研究結果は、日本薬学会第143年会(会期:2023年3月25日~28日)で「角層の保湿機能及びバリア機能改善に対するノニ果汁及びチンピエキスの併用効果」として発表しております。また、当社公式サイトの「研究開発」ページ内の研究開発レポート「ノニ果汁・チンピエキスの併用による、角層の保湿機能とバリア機能の改善効果」でも紹介しています。
https://www.chifuregrp.co.jp/rd/report/report_07.html

当社はこのような独自技術を活用した商品をはじめ、安全性、品質、お客様満足度の高い化粧品の開発に向け、今後も取り組みを進めてまいります。

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※ ここに掲載されている情報は、発表時(2024年8月22日)の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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