こんなところにひと工夫
「チューブ商品の製造記号」

ちふれ

手元にある商品が、いつつくられたものかを知りたい。

「いつつくられた商品かを知りたい。」
というお客様のお声から、チューブ商品の製造記号をわかりやすい表示サイズに見直しました。

改善ストーリー

安心・安全のための「製造記号」を、もっとわかりやすく

「手元にある商品が、いつつくられたものか」「古い商品が出てきたが、使っても大丈夫かを知りたい」。そんなお問い合わせをいただく際に、わたしたちは商品についている「製造記号」をご案内しています。しかし、チューブ商品はシール部分に文字を刻印しているため、ご案内しても「見づらい」「わかりにくい」というお声がありました。
ちふれの商品は、品質の安心・安全を保つため、製造の年月を示す「製造記号」をすべての商品に、1978年から変わらず記しています。
製造記号は、安心して商品を使えるよう、誰もがわかりやすいことが大前提です。そのため、ただちにすべてのチューブ商品を対象に、文字サイズを見直すことになりました。

お客様の困りごとを一日でも早く、確実に改善したい

しかし、製造記号の表記に刻印方式を使っているチューブ商品は、文字のサイズを変更するとなると、設備そのものの改造が必要です。そこから見直すとなると改善までに長期化し、難しい問題であることがわかりました。
そこでわたしたちは、お客様の困りごとを一日も早く、確実に改善することを目指し、現状の設備と部品を使いながら、そのなかで最大限に文字のサイズを大きくすることに。また、チューブ商品はアイテムにより材質や色が異なるため、当時のラインナップであるちふれ商品18点のすべてのチューブ商品において、きちんと見やすく感じられるかの調整を重ねました。
結果、従来品よりも最大で1.6倍のサイズで表示を実現。最終的にはたくさんの人の目で確認し、6ヶ月後にはすべての商品を「従来よりわかりやすい」と思えるサイズに切り替えました。

before・after

商品の製造記号の表示サイズの改善は、見た目には小さな変化かもしれません。しかしこれにより、お客様ご自身での確認をしていただきやすくなったことはもちろん、工場での検査もスムーズに。生産段階でのミスを防ぐことで、さらに、お客様との信頼を積み重ねていく大きな一歩となりました。

もっと、「お客様志向の舞台裏」

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